社員インタビュー

N.Fさん

芸術学部からプログラマへ
活躍中のママさんSE

  • 2004年入社
  • システムエンジニア
  • 技師補
K.Rさん

3児の母であるNさん。2010年の第一子の出産から合わせて3度、産休と育休を取得されました。2017年5月から職場復帰。現在は6時間の時短勤務で、システムエンジニアとして活躍中。
そんなNさんに、産休・育休と時短勤務についてインタビューしました。

産休・育休時期と復帰までの流れを教えてください。

【1人目】
2010年9月~2012年4月 産休・育休取得
【2人目】
2012年6月~2014年4月 産休・育休取得
【3人目】
2016年6月~2017年4月 産休・育休取得
9時半~16時半の合計6時間の時短勤務

産休・育休中に会社とのやり取りはありましたか?

【1人目】
上司と2ヶ月に1度くらい。人事と2ヶ月に1度くらい。
【2人目】
人事と2ヶ月に1度くらい。復職2ヶ月くらい前から、営業から連絡をいただき、復帰後の業務について相談させていただきました。
【3人目】
人事と2ヶ月に1度くらい。保育園入園が決定してから、上長に連絡をして復帰後について相談させていただきました。

復職後の周りの反応はどうでしたか?

元々お客様の会社に常駐する業務が多く、3回とも社外常駐中に妊娠し常駐のまま産休という流れでした。本社に行くことがかなり稀だった為、育休明けに出社しても「帰ってきた」というよりは「久しぶりに会った」と反応されることが多かったです。
最初はリハビリとして簡単な仕事をふってもらい、1ヶ月ほどたってだんだん復帰前と同じような仕事を任せてもらえるようになっていきました。1人目の時、復職1ヵ月後位に産休前に所属していたプロジェクトで増員があり、「時短でもいいから」と声をかけていただいたことは、産休前までの仕事が評価されたようでとても嬉しかったです。

現在はどのようなお仕事をされていますか?

1人目、2人目の復帰後は、復職後1~2ヶ月ほどで社外常駐し、お客様の社内WEBシステムの改修案件に主に携わっていました。産休前とほぼ同じ仕事内容です。とは言え、休んでいた間に追加された機能や変更された仕様に戸惑うことはかなりありました。小さい子持ちで時短という条件ながら、社外で色々な会社で色々な人と仕事をしてみたいという思いを酌んでくれて、できる限り社外の案件にアサインしてもらえたことは幸運だったと思っています。3人目の復帰後も、産休前に携わっていたシステムの保守案件をしていますが、今回は自社に留まっています。子供が3人に増えたことで、これまでとは格段に突然の休み・遅刻・早退が増えている為、自分でも「今は社外には出れないな」と社内に留めてくれていることに納得しています。

復職後、仕事の進め方に変化はありましたか?

仕事の納期をかなり意識するようになりました。子供は本当に予告無く体調を崩すので、納期の1日前には仕事が終わるよう心がけ「明日1日なら休める状態」を常に保てる状態を目指しています。突発的な何かがあっても、その1日で体制を立て直せるように。

仕事と子育ての両立のために意識していることは?

子供を言い訳にしないこと。周囲のフォローに感謝すること。やりたいことよりやれることに誠実に取り組むこと。今は、子育てにも比重を置くべきな時期だと自覚して、仕事を無理に抱え込まないようにしています。

今後の目標やキャリアについて教えてください。

一番下はまだ1歳なので、しばらくは子育てに振り回される日々が続くと思っています。最前線でバリバリと仕事をこなすより、縁の下の力持ちとして、存在感を発揮していきたいです。今まではjavaのプロジェクトオンリーでしたが、テスターなどのスポット参戦でも、他言語のプロジェクトにも関わって経験と人脈を広げていければと考えています。あとは、資格取得など、自分だけの時間で自身を高められる努力を続けて行きたいです。

最後に、仕事と家庭の両立を目指す女性へメッセージをお願いします

最初の出産は2010年、最後の出産は2016年。この6年で、妊娠・出産・子育てに関する社会の情勢は大きく変わっているなあと、実感しています。支援が手厚くなればなるほど、その権利についての厳しい意見も目立つようになってはいますが、やはり世の中はまだまだ優しい人の方が断然多いと思っています。自身も沢山の人に助けられ、3人の母となれました。今後は、これからの女性を助ける立場になっていきたいと強く思います。

インタビューへのご協力、ありがとうございました!「世の中はまだまだ優しい人の方が断然多いと思います」という言葉にそうでありたいな、と思う次第です。

仕事と子育ての両立は、周りの協力があってこそ成り立つもの。弊社では、なるべく長く働き続けることができるよう、時短勤務やテレワークなど様々な働き方で社員が働き続けられる環境を作っています。

社員だけでなく、その家族も幸せになって欲しい。それが弊社の思いです。